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Parallels Desktopの仮想ディスクのサイズを変更
更新日:2007-11-24 うまく印刷できないときは…
●実行環境:MacOS 10.5
インストール/設定するもの:Parallels Desktop 3.0
Parallelsに標準でついている「Image Tool」は仮想ディスクの容量を大きくすることはできそうですが、小さくすることはできません。
そこで、小さくするときは以下の手順でParallelsの仮想ディスクの容量を変更します。
この方法であれば大きくすることも小さくすることも可能です。
CDから起動してディスクのクローンができるソフトウエアが必要です。
今回はTrue Imageを使いました。
ここでは、Parallels Desktopの英語版を使用しています。日本語版でも同様に仮想ディスクの容量は変更できると思います。
- まずは、ゲストOSをシャットダウンしておきます。
- Edit → Virtual Machineと選択し、設定画面を開きます。
- 左ウインドウ内から「Hard Disk 1」(今使用している仮想ディスク)を選択し、「Advanced」タブをクリック。Connect to:を確認しておきます。私の環境では「IDE:0.0」となっていました。あとで新しい仮想ディスクをここに接続します。
- 下の方の Add ボタンで新しい仮想ディスクを追加します。Hard Disk 2となります。イメージのファイル名は任意です。これが変更後の仮想ディスクとなります。
- 左ウインドウの中の「Options」を選択し、「Booting」をクリックします。Boot Sequenceを「CD-ROM,Hard Disk,Floppy」にしておきます。
- OKをクリックして、元の画面に戻ります。
- True ImageのCDを入れて、ゲストOSを起動します。
- ディスクのクローンを作ります。クローン元とクローン先を間違えないようにしてください。
- 完了したら、CDを取り出し、いったんゲストOSをシャットダウンします。
- 再度「Edit」→「Virtual Machine」とクリックし、設定画面を開きます。
- 「Hard Disk1」(元の仮想ディスク)を選択し、「REMOVE」をクリックします。すると新しい仮想ディスクがHard Disk1となります。
- 「Hard Disk1」を選択し、「Advanced」をクリックします。Connect to:を元の仮想ディスクと同じにします。ここでは「IDE:0.0」にします。
- 「OK」ボタンをクリックし、元の画面に戻ります。
- ゲストOSを起動します。
もしうまく起動できなかった場合は…
- 新しい仮想ディスクを「REMOVE」
- 「ADD」→Hard Diskで「Use an existing Virtual hard disk image」を選択したあと、元の仮想ディスクを接続します。
- これで元の環境に戻ると思います。仮想ディスクの容量を変更する場合はもう一度最初からチャレンジしてみてください。
ここの内容はゲストOSによってはうまくいかないかもしれません。(クローン用のソフトがゲストOSのフォーマットに対応していない等)
今回はWindowsXPのインストールされている仮想ディスクで容量の変更を行いました。
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